六本木金魚ヒストリー
六本木金魚ヒストリー

六本木金魚の軌跡

六本木金魚ヒストリー
六本木金魚ヒストリー

六本木金魚の軌跡

HISTORY

SINCE 1994
  • バブルを謳歌した日本経済が減衰していく過程の1994年。
  • ある男が、今までになかったエンターテイメントを創りあげた。
  • その名は「六本木金魚」。
  • この劇場は日本にエンターテイメントとしてのショービジネスを根付かせるために誕生した場所でもある。
NEO歌舞伎
  • そんな場所に必要であったものは、今までになかった舞台装置。あらゆる世代、人種に受け入れられる間口の広い演目。
  • コンセプトはNEO歌舞伎。
  • カブキモノの気概、伝統と革新の融合はその演目へと。
  • 最先端のテクノロジーはその舞台装置へと。
  • 幕の内弁当はディナーコースやシャンパンに。
  • 歌舞伎役者はダンサーへ、女方はニューハーフへと置換されていったのである。
前進と更新
  • 時代も環境もテクノロジーも当時とは全く異なる現在でも、六本木金魚が六本木金魚であるために受け継がれていることがある。
  • それは「前進と更新を常に繰り返していく事」。
  • 前に進めことを恐れれば新しものを見つけられない。更新することを諦めれば環境に適応するチャンスを失う。
  • それはただの古びた劇場に堕ちることに他ならない。
  • このコア・コンセプトが受け継がれているからこそ、時代、世代、性別を超えて六本木金魚が今なお愛され、輝き続けているのである。
Message
  • さまざまな人種とジェネレーションが集積し、昼夜を問わず呼吸し続ける街。そんな無国籍タウンのど真ん中に、六本木墓地は姿を潜めている。
  • そして、その広大な墓地の中に寄り添うようにたたずむ、建てられた年代も壁面の色も異なる3種のビルが金魚館だ。
  • このロケーションそのものが、六本木金魚の素性を物語る。
  • 劇場 - それは観る人の潜在意識にある共通項を刺激するために、自由自在に演出できるグランドでなくてはならない。
  • 3フロアーぶち抜きの空間、生き物のように刻々と変化するステージ。
  • ジェット戦闘機が爆音を発しながら、瞬時に空へ吸い込まれていく。乗船員が一斉に、はじけるように動き出す。ギリギリのスピードと迫力、世紀末の都市を彷彿させる超空間。
  • 空母エンタープライズがイメージのコアだ。
  • 六本木金魚創業者 演出家 谷本 捷三